狼狽

自宅から少々離れたバス停から歩いて帰る途中、人が倒れているところに遭遇。
どうやら酒に酔って自転車に乗っていて転んだらしい。

他の方が携帯電話で救急車を呼んだり警察に連絡したししているなか、とくに何をすることも出来ない無力感に苛まれた。
せいぜい、救急車が到着して救急隊員の方々が患者さんを運ぶまでの間、やってくる自転車に「倒れている方がいるので」と注意を促す役割くらいしか出来なかった。

思えば、携帯電話で110とか119への連絡の仕方すら覚束無い。
咄嗟の時にも狼狽えず、役に立てる人間になりたいと思った。